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旅行・生活

仏教の祝日の酒類販売禁止で新しい告示 ホテルや国際空港など5種類は例外

旅行に影響あり(仏暦2569年)4分で読めます

タイの酒類管理委員会が、仏教の祝日に酒類の販売を禁止する日を定めた新しい告示を出し、2026年11月7日から施行されました。禁止日は仏教の重要な祝日5日で、ホテルや国際線の空港など5種類の場所は例外として販売できます。

この記事のポイント

  • 新しい告示が2026年11月7日に施行された
  • 禁止日は仏教の祝日5日。ホテルや国際線の空港など5種類は例外
  • 2027年の禁止日は2月21日のマーカブーチャなど(出安居は未確認)
  • 報道を比べると、禁止日と例外の枠組みは2025年5月の告示と同じ

このニュースは、タイ旅行の計画に関係する可能性があります。最新の情報は、航空会社や公的機関の発表もあわせて確認してください。

タイの酒類管理委員会は、酒類の販売を禁止する日を定めた告示「酒類販売禁止日の指定(仏暦2569年=2026年)」を出しました。告示は2026年11月6日に官報(政府の公報)に掲載され、翌日の11月7日から施行されています。

禁止日は仏教の重要な祝日5日です。ホテルや国際線の空港など5種類の場所は、例外として禁止日にも酒類を販売できます。

2025年5月の告示を置き換え

今回の告示は、2025年5月の首相府の告示「酒類販売禁止日の指定」を廃止し、置き換えるものです。告示を出す機関は、首相府から酒類管理委員会に変わりました。委員会は、告示を改めた理由を「状況の変化」としています。

タイ語の報道サイトTHE STANDARDによると、告示には、酒類管理委員会の委員長を務めるパッタナー・プロムパット保健大臣が2026年10月9日に署名しました。Globeによると、告示は2008年酒類管理法の第16条(3)と第28条第1項(2025年の同法第2号改正後)にもとづくもので、2026年4月17日に開かれた委員会の2026年第2回会合の決議を受けて出されました。

禁止日は仏教の祝日5日

酒類の販売が禁止されるのは、次の5日です。

  • マーカブーチャの日
  • ウィサーカブーチャの日
  • アーサーンハブーチャの日
  • カオパンサーの日(入安居。仏教の雨安居が始まる日)
  • オークパンサーの日(出安居。仏教の雨安居が終わる日)

2026年と2027年の禁止日

仏教の祝日は旧暦(太陰暦)にもとづくため、日付は毎年変わります。2026年と2027年の日付は次のとおりです。

仏教の祝日 2026年 2027年
マーカブーチャ 3月3日(火) 2月21日(日)
ウィサーカブーチャ 5月31日(日) 5月20日(木)
アーサーンハブーチャ 7月29日(水) 7月18日(日)
カオパンサー(入安居) 7月30日(木) 7月19日(月)※
オークパンサー(出安居) 10月26日(月) 未確認

※2027年の入安居の日付は、民間の情報源(Time Out Bangkok、会計ソフト会社 FlowAccount のブログ)によるもので、公的機関の発表では確かめられていません。タイ中央銀行の一覧では、7月19日はアーサーンハブーチャの振替休日として載っています。

2026年の5日は、10月26日の出安居が最後で、11月8日の時点ですべて過ぎています。2026年の入安居と出安居の日付は、報道によるものです。2027年のマーカブーチャ、ウィサーカブーチャ、アーサーンハブーチャの日付は、タイ中央銀行(Bank of Thailand)が公表している金融機関の休日一覧で確かめられます。2027年の出安居の日付は、報道や公的機関の情報源では確認できませんでした。

日付を確かめるときの注意

  • 休日一覧だけでは禁止日がわかりません。 タイ中央銀行の金融機関の休日一覧には、入安居と出安居が載っていません。Nation Thailandによると、入安居は公務員の休日で、銀行や民間企業は通常どおり営業します。The Thaigerは、出安居を休日ではない記念日で、酒類販売禁止がある日としています。
  • 振替休日の扱いは書かれていません。 祝日が日曜日にあたる年は、金融機関の振替休日が別の日になります(例:2026年6月1日、2027年2月22日・7月19日)。振替休日も販売禁止になるかどうかは、どの情報源にも書かれていません。2026年のウィサーカブーチャについて、Nation Thailandは禁止を祝日当日の5月31日(日)としていました。
  • 禁止の時間は、今回の告示の記事には書かれていません。 前の告示が有効だった2026年の禁止日を伝えた Nation Thailand の記事では、禁止はその日の0時から24時までの24時間とされていました。
  • 旅行の前に、最新の公式発表を確かめてください。

例外として販売できる5種類の場所

禁止日でも、次の5種類の場所では酒類を販売できます。

場所 条件など
1 国際線が発着する空港の旅客ターミナルの建物
2 娯楽施設 サービス施設(娯楽施設)に関する法律で許可を受けたもの
3 ホテル ホテルに関する法律にもとづくもの
4 観光地で娯楽施設に似た営業をする店 内務大臣の助言を受けて、保健大臣が場所を指定する
5 多くの人が集まる国内・国際的な特別イベントの会場 観光・スポーツ大臣の助言を受けて、保健大臣が告示する一覧に載った場所

4の「観光地の店」について、実際にどの地域が指定されているかは、今回の報道では明らかにされていません。

例外として販売する事業者は、客を確認する仕組みと必要な措置を整え、秩序と安全を守り、子どもや若者が酒類を手にしにくくしなければなりません。

枠組みは前の告示と同じ

The Thaigerによると、2025年5月の首相府の告示は、2024年12月に出された以前の宣言を廃止して出されたもので、2025年5月の告示の時点ですでに5種類の例外が設けられていました。

前の告示を伝えた記事と今回の告示を伝えた記事を比べると、禁止日の5日、例外の5種類、未成年への対策などの条件という枠組みは同じです。今回の告示を伝えた各媒体も、前の告示から何が変わったかを具体的には書いていません。

5種類以外の店は引き続き販売できない

5種類の例外にあてはまらない事業者は、これまでどおり、禁止日に酒類を販売できません。

前の告示が有効だった2026年7月の禁止日を伝えたNation Thailandは、一般の飲食店、卸売店、小売店、コンビニは自動的には例外にならないと書いていました。同じ記事によると、違反した場合の罰則は、最長6か月の禁錮、1万バーツ以下の罰金、またはその両方です。今回の告示を伝えた記事には、罰則についての記載はありません。

出典

  1. THE STANDARDthestandard.co・2026年11月7日(新しいタブで開きます)
  2. Thailand Business Newsthailand-business-news.com・2026年11月8日(新しいタブで開きます)
  3. Globeglobe.co.th・2026年11月7日(新しいタブで開きます)
  4. The Thaigerthethaiger.com・2025年5月9日(新しいタブで開きます)
  5. Nation Thailandnationthailand.com・2026年7月28日(新しいタブで開きます)
  6. タイ中央銀行(金融機関の休日一覧 2026年)bot.or.th・2026年11月8日(新しいタブで開きます)
  7. タイ中央銀行(金融機関の休日一覧 2027年)bot.or.th・2026年11月8日(新しいタブで開きます)
  8. Nation Thailandnationthailand.com・2026年5月31日(新しいタブで開きます)
  9. The Thaigerthethaiger.com・2026年1月12日(新しいタブで開きます)
  10. Thansettakijthansettakij.com・2026年10月13日(新しいタブで開きます)
  11. Time Out Bangkoktimeout.com・2026年9月23日(新しいタブで開きます)
  12. FlowAccount ブログflowaccount.com・2026年10月21日(新しいタブで開きます)

この記事は、複数の報道や公的機関の発表をもとに事実を確認し、編集部が日本語で書き直したものです。編集方針