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タイの10月の物価上昇率3.9%、45か月ぶりの高さ 燃料と洪水が影響

旅行に影響あり(仏暦2569年)2分で読めます

タイの10月の消費者物価指数(総合)は前年同月比3.9%上昇し、2023年1月以来の高い水準になりました。燃料価格の上昇が主な要因で、洪水による食品価格の上昇も重なりました。

このニュースは、タイ旅行の計画に関係する可能性があります。最新の情報は、航空会社や公的機関の発表もあわせて確認してください。

タイ商務省は11月6日、10月の消費者物価指数(総合)が前年同月より3.9%上がったと発表しました。9月の2.82%から大きく伸び、2023年1月以来、45か月ぶりの高さです。タイ中央銀行が目標とする1〜3%の範囲も上回りました。

燃料が大きく値上がり

いちばん大きな要因は燃料です。The Thaigerによると、燃料価格は前年同月より29.18%上がりました。Bangkok Postは、燃料の値上がりが物価上昇全体の56%を占めたと伝えています。

車両・交通・通信の分類も10.93%上昇しました。一方で、電気料金は下がっています。

洪水で食品も上昇

洪水の影響で、食品の価格も上がりました。食品・非アルコール飲料は4.26%の上昇で、9月の3.07%から伸びが大きくなっています。

品目 前年同月比
調理済み食品 4.06%上昇
卵・乳製品 6.90%上昇
生鮮果物 0.15%下落

生鮮食品とエネルギーを除いたコアインフレ率は1.58%で、総合の3.9%を下回っています。

消費者の心理は冷え込み

10月の消費者信頼感指数は46.5で、9月の48.9から下がりました。50を下回ると、消費者の信頼感が低い状態とされます。商務省貿易政策戦略局のNantapong Chiralerspong局長は、家計の債務と支出の多さ、エネルギーや交通費をめぐる不透明さ、洪水による収入の減少を理由に挙げたと報じられています。

今後の見通し

商務省は、11月も物価が前年同月を上回る状態が続くと見ています。2026年通年の見通しは平均1.8〜2.2%のまま据え置きました。今後は、世界のエネルギー価格、調理済み食品や交通の費用、農産物に影響する天候を注視するとしています。

タイ中央銀行は10月28日、政策金利を1.00%に据え置きました。中央銀行は、エネルギー価格の上昇とエルニーニョ現象の影響で、2027年の初めまで物価の上昇が続くと見ています。

出典

  1. The Thaigerthethaiger.com・2026年11月7日(新しいタブで開きます)
  2. Bangkok Postbangkokpost.com・2026年11月7日(新しいタブで開きます)

この記事は、複数の報道や公的機関の発表をもとに事実を確認し、編集部が日本語で書き直したものです。編集方針